◆ ちょっとお知らせ ◆

My Favorite 「脱原発のエネルギー計画」

2012.04.10

桜の季節となりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ちょっとお知らせのコーナーに“My Favorite”のカテゴリーを作りました。ここには、会員のお気に入りなど、皆様に楽しんでいただけるような身辺の事などを載せていく予定です。皆様からの投稿もお待ちしています。

今日は、おすすめの一冊をご紹介します。

「脱 原発のエネルギー計画」 藤田祐幸/文  勝又進/絵 高文研(1996年 第1刷発行 2011年 第3刷発行 1545円)

 今 電力を巡って今後どうするべきかが問われています。
この本は、原発がどういうものかについて「豊富なデータと漫画風イラスト」をふんだんに使って中学生にも分かる文脈で大変分かりやすく書かれています。
 そもそも原発について 私達はどれだけの事を知っているでしょうか?
殆ど何も知らないままエネルギー源として安全・安価であるといわれて無自覚に恩恵を受けてきました。
3.11に起こった震災と津波、それにもましての原発の放射能問題は被災地の方々はもとより 日本中を振るえあがらせました。この本では 1995年に既に今回の被害を予見し、警告が発せられていたのに 私達はこの15年間何をしていたんだろうか?と言うのが 率直な感想です。
*原発事故の問題は、放射能問題 
*通常運転と維持管理に従事する労働者(多くは下請け労働者)の放射線による被曝・汚染の問題  
*原発の老朽化,耐用年数を過ぎた原発の解体撤去 放射能廃棄物の処理問題が未解決
「この三つの解決不可能な問題を抱えたまま、毒性は数万年にわたって消滅することのない危険物を管理する原子力発電の問題は人類の歴史的な課題であり、姑息な技術的問題に矮小化することはできない」「ウラン採掘から廃棄物処理にいたる すべての段階で労働者は放射線にさらされて仕事をし、便利で豊かなわれわれの生活はこれらの労働者の日常的な被爆によって支えられていることを知らねばならない」と著者は言っています。
 原発の事故が起こった際の被害はあまりに影響が大きくかつ広く、もはや計算できないほどの莫大な金額になって嗣子孫孫におおいかぶさっていきそうです。今まで言われていたように原発はほんとに安価といえるのか?安全といえるのか? 原発に頼らなければ電力パニックが起こるのか?日本の電力消費の実態はどこに問題があるのかなどなど、現実に即した確かな視点を持って書かれています。
 少なくともせめてこのくらいの 知識と情報を踏まえたうえで 今後の生活とエネルギー政策を見直さねばいけないのではないだろうかと思いました。
1995年に書かれているのでそこから15年間の新しい資料と 視点をもっと知りたいと思う本でした。
                1964年 女子高卒 今田(河合)康子

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