同女51年会(1977年女子高校卒業生)基金贈呈 ご報告

同女51年会

私達1977年卒業生(51年会)が初めて同窓会を開催した頃は、折しも
静和館新築や田辺校舎
整備の為に寄付を募る振込用紙が度々送られて来た時期
でした。
 寄付をしたい気持ちはあっても
自身の生活維持に出費がかさむ年齢でもあり
悩ましい問題でした。そこで学年同窓会で寄付を募れば
1人が出す金額が少しでも形が整い、贈呈出来るのではないかと考え募金を発案し実行しました。

   只集まるだけでなく、母校に貢献する為に寄付を募る。

   女子中高に直接寄付する。

   寄付後の使い道は問わない。

 その後、上記を理念とし、毎回寄付を募る事の定例化が承認されて以来、幹事の独断で中止された第8回目を除く毎回、寄付を募り贈呈して参りました。
 昨年、終活も視野に入る還暦を迎えましたので、同窓会での募金に一旦区切りをつけるべく『還暦特別基金』を創設し同級生全員に呼びかけた所、お陰様で集大成にふさわしい寄付が集まりました。振り返れば、ささいな思いから始めた募金活動が四半世紀の時を経て寄付総額が100万円を超える一大事業と言っても遜色ない成果を結んだ事に、継続は力なりと感慨深いものがあります。

 新島先生が集められた寄付を基に創立された学校で学び育った私達の思いが
 一粒の麦を
実らせました。その一粒が今後多くの実を結ぶきっかけになれば、
 どんなにステキでしょう。

私達が募金を始めた頃には考えもしなかった成果を生んだ活動を、ここで終わらせるのは忍びなくあまねく知らせる為、報告書を掲載させて頂きます。
同窓会毎回(出来たら毎回(^o^))でなくても、隔回のみ、参加人数〇〇人以上の時等と工夫して、その学年に合った方法を考え、募金を実行して下さるきっかけになれば幸いです。
若い世代の卒業生が思いを同じく、この活動のバトンを受け継いで下さったらと切に願います。

 新元号『令和』を迎え、いつまでも健全で活気があるよう母校の発展をお祈り申し上げます。

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