ミス・デントン永眠記念墓前礼拝 ご報告
2019年度同志社同窓会「デントン先生永眠記念礼拝」が12月20日午前11時より相国寺長得院で執り行われました。青空の下、八田総長先生をはじめとするご来賓をお迎えして計56名が参列いたしました。デントン先生のお好きだった讃美歌563番を皆で唄い、聖句はヨハネによる福音書10章10節「わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。」奨励は同志社女子中学・高等学校聖書科教諭生田香緒里先生の「神と同志社を愛した宣教師〜ミス・デントン〜」。その内容は、130年前に来日したミス・デントンが、太平洋戦争中の幽閉といった幾多の困難や労苦に遭いながらも、同志社女子部のために生涯を捧げられたというものでした。デントン先生の愛と情熱、信仰のもと、今日の同志社があることを改めて思いました。デントン先生の豊かな愛に包まれているかのような暖かな日差しのうちに礼拝を終了いたしました。
その後、同窓会館にて礼拝を守った有志36名で和やかにサンドイッチと手作りのスープ・サラダ、デントン先生のレシピによるマーブルケーキをいただきながら和やかな偲ぶ会をもちました。坂本清音先生がミス・デントンについてお話されました。きっと、デントン先生も私たちのそばで同窓会の活動を喜んでくださっていたのではないでしょうか。
同窓会はこれからもデントン先生の思いを語り継いでいかなければならないと思いました。
三井須美子 記
ミス・デントン永眠記念墓前礼拝 ご案内
- 日時 : 2019年12月20日(金) 11:00~11:30
- 場所 : 相国寺 長得院 (地下鉄今出川下車)
- 奨励 : 生田 香緒里先生(同志社女子中学校・高等学校聖書科教諭)
- 奨励テーマ: 「神と同志社を愛した宣教師~ミス・デントン~」

1888年の来日以来、太平洋戦争中も含め59年間にわたって同志社女子部のために尽くされたデントン先生の永眠記念日(12月24日)を憶え、毎年、墓前礼拝を行っています。どなたでもご参加ください。