石川支部
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行事報告&予定
2024年11月30日 北陸学院中学高等学校 グロリアチャペル
昨年に続き、同志社と深い繋がりを持つ北陸学院中学高等学校グロリアチャペルを会場に開催しました。
総会に先立つ恒例の礼拝では、北陸学院理事長・学院長であり北陸学院中学校・高等学校校長の堀岡 満喜子 日本基督教団正教師(同志社女子中高卒)の進行の下、大地震と豪雨の二重災害に遭った能登半島に向け祈りを捧げました。 (太郎田真理 記)
参考:同志社と北陸学院の繋がり
新島襄のラットランドの教会でのスピーチは実に感動的なもので、同志社設立のみならず日本の人々への深い愛と情熱が込められていました。会衆は次々に献金を申し出て、中には帰りの汽車賃にと持っていた僅かなものを差し出した老人もあったのです。このスピーチを私は、同女入学と共に知り、忘れることはありませんでした。時を経て、北陸学院に着任し、創立者メリー・ヘッセルが来日を決断したいきさつに、あのラットランドのスピーチが大きく影響したことを知った時には言葉を失う驚きを感じました。ピボディ校長がマウントホリヨークのようなキリスト教学校設立のために日本へヘッセルを遣わしたい、ぜひ図書室で新島のスピーチを読んでみるように勧めたというのです。彼女は福音を日本に!という新島の熱い思いに共鳴し、世界の最果てと言われたこの地に金澤女学校を設立するため来日を決めました。新島の志は同志社のみならず、現北陸学院設立にも影響したわけです。私は今も、この歴史的ドラマに感動し続けています。(堀岡 満喜子 記)
